あらすじ
日本の南方に浮かぶ緑豊かな島、南十字島。
ある夜、この島の浜辺に、ツナシ・タクトというひとりの少年が辿り着いた。
本土から身一つで泳いでやって来たという、この少年は、島にある南十字学園高等部へと入学。
明るく前向きな性格で、アゲマキ・ワコやシンドウ・スガタら、個性豊かな学園の生徒たちと出会い、交流を深めていく。
だが、この南十字学園には大きな秘密が隠されていた。地下に眠る、巨大な人型の像「サイバディ」。約20体ほどあるというこの巨大な像をめぐって、人々はみなそれぞれに秘密を抱えていた。“綺羅星十字団"を名乗る、謎の秘密結社の暗躍。巫女たちの歌声。そしてタクト自身もまた、大きな秘密を抱えていた……。青い空と青い海に囲まれた南国の島を舞台に、恋あり夢あり友情ありの『青春の謳歌』が今、始まる。
感想
リアルタイムで見てから数年、このアニメを見返した時はスゲー”もったいない”気持ちでいっぱいになった。もっとこの作品について深く考えるべきだったと。「タウバーンカッコイイ!!」、「おっぱいすげぇ!!」という評価でも問題ない。実際そうだし。一つの考えだけど、俺はタクトが主人公ではなく、綺羅星十字団だと思った。最初から最後までタクトは銀河美少年なわけだったけど、毎回毎回綺羅星十字団を倒して、果てにはオヤジもザメクも倒してハイ終わりって。そんなのが主人公ってちょっと違う。
タクトは綺羅星十字団の理想のヒーローと考えると俺にはしっくりくる。タクトがアプリポワゼするときにタウバーンがゼロ時間の壁を破って出てくるところなんだけど、ゼロ時間は無意識集合体そのものを表現していてタクトは電気棺(ゼロ時間でサイバディを動かすためのもの)を使用せず無理やりゼロ時間に介入できる。つまり綺羅星十字団にとっての理想のヒーローに近いものに等しい。彼らは完璧なヒーローであるタクトと戦うことで自分を完全な自己へと近づけていっている。なんで仮面とか、綺羅星!とかフレーズつけてごっこあそびしてるんだろなーと考えたが、これこそ彼らの”青春の謳歌”で、ヘッド(タクトのオヤジ)がやってるからそれについていってるだけだったのかなと思った。結局最後はヘッドにも裏切られるが、ここで仮面が割れ、”しるし”が現れる。これは彼らが完全な自己への成長を遂げた瞬間であり、無意識集合体からの自立を示していると考えれば綺羅星十字団が主人公というのもうなずけないか?
ちょっと哲学的思考だったけど、これを思いついたのはほんの一瞬。頭のなかはおっぱいとおっぱいとレベルの高い戦闘シーンしか残ってないでござる。最終回の作画は本当に圧巻で、おぉ・・・と声が漏れるほど。声優のレベルの高さも文句無いでしょ!はやみんマジヒロイン!
まとめれば最初と最後にこの作品のおもしろさ詰まってる気がする。中盤はコウ&マドカ編でワコを引き立てるのに必要だったのは理解できるが、もう少し工夫が欲しかった。でもカワイイから許した。
今回から10点満点にする。なので今回は7点です。